この文章は「仮想通貨」についてよくわからない人向けに、5分で以下が分かる内容になっています。
- 仮想通貨ができた理由は？
- 仮想通貨がどんなものか？
- メリットとデメリットは？
- なぜ、値段が上がっているのか？
- 今後、どうなるのか？
毎日のニュースや新聞に出てくるこの「仮想通貨」について知っておくべきことが分かります。
造りたかったのは「理想のお金」
まず、ビットコインなどの「仮想通貨」が、なぜ生まれたのか？をご説明します。
僕らが使っているお金の問題を解決するために「仮想通貨」は生まれました。
どんな問題かというと、
- その国の政治・経済に影響されてしまう
- 海外とお金をやりとりするのに時間とお金がかかってしまう
- そのお金がどのように使われたを隠すことができる（脱税などができてしまう）
これを解決するために
2008年に「サトシ・ナカモト」と名乗る人が、インターネット上で
- 簡単にやり取りができて
- 特定の国の政治・経済に依存せず
- やり取りが記録として残る
という特徴をもったお金の概念を発表しました。
これが、「仮想通貨」のはじまりです。
国際的な「ポイントカード」みたいなもの
ちょっと乱暴な言い方ですが
あなたの財布に「ポイントカード」がありますよね？
「仮想通貨とは、そのスゴイやつ！」
と言えば、イメージが湧くでしょうか？
そのポイントはスマホやパソコンでのみ見ることができます。
また、そのお金が取引されてきた記録を見ることができます。
そして、どの国の誰に送ろうとも、手数料は殆どかかりません。
仮想通貨のメリット
以上のような特徴から仮想通貨には以下のような便利な点があります。
①お金の移動が簡単
例えば、クレジットカードで支払いを行うと、数%の手数料をクレジットカード会社に支払う必要があります。
クレジットカードの会社がそのデータを保管したり、管理するのにお金がかかるからです。
でも仮想通貨は、お金自体がデータを持ち、その人のパソコンやスマホで管理されます。
したがって、取引にかかる手数料は、ほんのわずかです。
②両替がいらない
海外のものを買ったり売ったりする場合は、為替（両替レート）が毎日変わってしまいます。
でも、仮想通貨で決済をすれば、両替の必要も、為替に影響されることもありません。
③悪いことに使えない
お金にはすべて記録が残るので、ごまかしがききません。
仮想通貨のデメリット
一方で、まだまだ問題もあります。
①ルールが曖昧
仮想通貨は2016年2月に国内でも「通貨」として正式に認定されました。
でも、仮想通貨に対してどのように税金をとるか？などの法律がまだ決まっていません。
②使えるお店が限られる
海外では仮想通貨で支払いができるお店は増えてきています。でも日本ではまだ少ないです。
普及していくにはまだまだ時間がかかります。
③値段の変動が大きい
ご存じと思いますが、毎日価格が変わります！
仮想通貨で買い物ができるお店にとっては大変困りもので、これが仮想通貨の普及を遅らせてています。
なぜ、仮想通貨の値段があがっているのか？
昨年はビットコインなどの仮想通貨の値段が急激に上がっていったのは記憶に新しいかと思います。
仮想通貨の上がる理由は単純に「これからもっと値段が上がる」と、思っている人が多いからです。
仮想通貨はその発行量が決まっているため、ほしい人が多くなればその値段が上がっていきます。
将来的にもっと仮想通貨が普及したときは、更に欲しい人が増えるので、更に価値も上がります。
仮想通貨を一番もっているのは日本人！
先進国ではまだあまり普及していない仮想通貨ですが、実は、仮想通貨は実はアジア・アフリカの途上国で良く使われています。
それらの国のお金よりも信用が高くなってしまったからです。
また、意外な事実ですが、仮想通貨を現時点でもっとも保有しているのは日本人です。
日本の経済は停滞が長かったため、有望な投資先があまりありません。
そのため、日本では仮想通貨がたくさん買われているようです。
今後、どうなるのか？
さて、今後、仮想通貨はどうなるのか？
はいろいろな方がいろいろなコトを言っていますね。
ただ、現実のお金よりもメリットがある限りは仮想通貨が無くなることはなさそうです。
したがって、今後も投資先の一つとして残るものと思います。
また、前述の通り、今は日本が一番仮想通貨を持っています。
もし、アメリカや、中国などの大きな国が本格的に参入すれば、もっと価値は上がると考えられています。
大事なのは理解すること
当たり前ですが、「必ず増える投資」はありません。
大切なのは基本的な知識を理解してキッチリとリスクを分散しておくことです。
「いかに儲かるか？」
ではなく
「どうして儲かるのか？」
を理解しておくほうが、長期的にみて大きな利益を上げることができます。
仮想通貨を含めて、投資をしっかり学んでみたい
前述の通り、投資についてはしっかりとした知識を持っておくことが、なによりのリスク分散になります。
でも、
- 投資といっても何から手を付ければ良いかわからない
- そもそも、そんな時間を取れない
が本音だと思います。
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